12月になりましたが… また道の駅めぐりに行ってきました

4年の元副会長です。

12月になりましたね…
今年もあっという間でした。そして、いろんなことがありました。

明日はJR留萌線 留萌~増毛最終運行となります。
明日、時間があればその関連の記事を公開しようと思いますので、お時間のある方はぜひ。

さて私、10月30日の記事で、「2015年版の道の駅スタンプラリーを完全制覇しました!」と書きました。個人的に、達成感に満ち溢れておりました。とりあえず、研究室の友人に自慢したい。
その友人というのは、私に対し「えっ、まだ完全制覇したことないの?だっせぇー」と言ってきた奴でした。完全制覇を伝えた時の彼の反応… もう楽しみで楽しみで(笑)

10月31日(月)。その日がやってきました。
研究室に行き、その友人に
私: 「いやあ俺、昨日道の駅、完全制覇してきたさあ! どうだあ、すごいべ?」
友人:「えっ?2016年版?」
私: 「いや、2015年版だけど…」
友人:「はっ?何言ってんの?去年のスタンプラリー完全制覇してそんな自慢してんの? 恥ずかしいー!バカじゃないのー?ハッハー(嘲笑)」
衝撃の一言でした。私に帰ってきた言葉。
恥ずかしい―! バカじゃないのー?」でした。

この言葉、私の胸にグサッと突き刺さりました。
はっきり言って、悲しかったです。
あの達成感はいずこへ…

とはいえ、悔しすぎます。
そこで私、決断いたしました。
こりゃ、2016年版も完全制覇するしかないな。と。

実は、2016年版完全制覇もそんなに遠い夢ではないのです。

そう、釧路・根室の道の駅、5駅を廻れば全駅制覇になるんです。なんだ楽勝じゃん。

ただ、10月29日に出かけた道の駅めぐりは一人だったため、8,000円近くかかってるんです。これといったバイトも私やっていませんし、ある程度の収入の期待をしていた、パソコン教室のバイトも急遽中止になってしまい、結構経済面では火の車なんですよね。

しかし、今回は鉄研の後輩2人が参加してくれることになりました!ああ、いい後輩持ったな…

11月11日(金)17時、レンタカーを北見市内で借ります。
鉄研の部会に21時まで出た後、一度家に帰り、支度をし、23時出発。

今回は後輩たちの提案で、夜に出発し、阿寒の道の駅で車中泊をすることになったのです。

北見市内は雪が降っていなかったのですが、津別に入ったあたりから雪が本格的に降り出し、津別市街を抜けると、完全な圧雪路面冬道でした。それほど滑らないのでいいのですが。
途中、シカが飛び出してきて驚いてしまいました。雪道で飛び出すのはやめてほしいです…

車内では、「スキー、好き?」みたいな話になりました。
思い返せば、私が最後にスキーを滑ったのは中2の冬。かれこれ8年近く滑っていないことになります。久々にスキーをやりたくなってしまいましたが、果たして今でもちゃんと滑れるのだろうか…

車中泊場所となる「道の駅阿寒丹頂の里」に、午前1時15分到着。
ここで車中泊です。
道の駅で車中泊
今回借りた車は「ホンダ フィット」です。使い勝手の良いクルマなんですが、この車内で3人が車中泊するとなると話は別です。
運転席、助手席で1人ずつ寝て、後部座席に1人横になる形で落ち着きましたが、とにかく狭い…
前2人はまだ良いにしても、後ろで寝る後輩はかなり窮屈そう… しかも、中央部が若干盛り上がっているため、頭に血が昇る恰好。

寝る前に暖房全開にして、車内をガンガン暖め、2時ごろ就寝。
でも、なかなか寝れません。ただでさえ私は環境の違うところでは寝付けない体性。
しかも、段々と冷えていく車内。
こりゃ寝れん。
そう悟った私。半ば眠ることを諦めていました。

もう5時くらいかなあ… と思って時計を見ると、まだ4時20分。ああ、夜が長い…
と思っていると、
「先輩、起きてますか?」
と後ろから声が。どうやら後輩たちも一睡もできなかったようです。
やっぱり、フィットで3人冬に車中泊はいくら何でも無理があったようです。
全然寝られなかった…
今更寝る気にもならないので、もう活動を開始することにしました。
昨晩からの雪はやむことなく降り続いていました。

実は秘かに、阿寒の雄別炭鉱に行ってみようと思っていたのですが、この雪では道路も通行止めでしょうから断念。
取りあえず、釧路湿原へ向かうことにしました。

湿原展望台へ…
午前5時40分頃、釧路市湿原展望台の駐車場に到着。
既に雪は雨に変わっていました。

展望台までは遊歩道を20分ほど歩きます。

釧路湿原
釧路湿原の展望台、サテライト展望台に到着しました。
広大な釧路湿原。釧路湿原は国立公園に指定されていますが、その面積は28,788ha。東京ドームに換算すると、なんと約6,000個分に相当します。なんか、想像もつかない数字ですね。

そんな釧路湿原は、どんより雲。本来ならば方角的に朝日が望めるはずなのですが、この日はあきらめざるを得ません。

この後は、鶴居村の音羽橋へ。
ここは、タンチョウのねぐら立ちスポットとして有名で、シーズンともなれば橋の上がカメラでいっぱいになるのです。

午前6時40分、音羽橋到着。ちょっと時間が遅かったのかもしれませんが、それでも、タンチョウが何羽か飛んでいました。ここは冬に来たいところですね。
音羽橋からのタンチョウ
まだ時間がありますので、今度は旧白糠線の上茶路駅跡へ向かいます。
ここには、世にも珍しい道道が存在するのです…

鶴居から阿寒へ向かいます。変に気温が高いために、路面状態がシャーベットに近く、結構走りづらい…

阿寒から道東道を通り、白糠インターで降り、国道392号で上茶路へ向かいます。

これが噂の道道665号上茶路上茶路停車場線
午前8時。上茶路到着。
そう、珍しい道道とは、この道道665号上茶路上茶路停車場線です。
一見、廃道にしか見えないのですが、れっきとした道道です。
国道392号から現在は廃止となった旧国鉄白糠線の上茶路駅までを結んでいます。
本当であれば、上茶路駅を見学したかったのですが、この雪では厳しそうなので断念。

国道392号から道東道で庶路インターまで進み、道の駅しらぬか恋問を目指します。

「順番的に阿寒丹頂の里なのでは?」
とお思いでしょうが、実はこの日、10時に阿寒丹頂の里リニュアルオープンということで、どうせならオープンする道の駅に行きたいね、ってことで順番を入れ替えたのです。

道中、後輩が水森かおりの「釧路湿原」を流してくれました。
以前の旅行で、北島三郎の「函館の女」を熱唱してくれたので、てっきり歌ってくれるのかと思ったのですが、今回は練習していないとかで、流すだけでした。残念。

8時40分、道の駅しらぬか恋問に到着。

道の駅しらぬか恋問
20分ほど車で待機。
実はこの道の駅、日本一あずましいトイレがあることで有名。あずましいとは北海道弁で、落ち着くという意味。
何も知らない後輩に、トイレへ行ってきた後「落ち着いた?」と聞くと、「は?」って感じの顔をしていました。ま、要するにそんなもんってことです。

午前9時の道の駅開館と同時にスタンプを押し、出発。

移動中、退屈なので「数当てゲーム」をしました。
あらかじめ対象物(標識、信号とか)を決め、その対象物が次の目的地まで何個あるか予想するものです。実際に数えて、予想が正解に近かった順にポイントが加算され、最終ポイントが最も高かった人が優勝、豪華景品プレゼント、というルールです。

午前9時40分頃、次の道の駅「阿寒丹頂の里」に到着。

リニュアルオープンは午前10時なので、しばらく待機。

新しくオープンする道の駅阿寒丹頂の里
10時! さあスタンプ押すぞー! と思ったのですが、10時からオープン式が始まってしまいました。かなりの数の来賓の方々が来てセレモニーがスタート。

オープン式のセレモニー
セレモニーの様子を撮影し、後輩たちのところに戻ると、後輩が
「先輩、セレモニー終わるの、10時45分らしいですよ!
えっ、まじで?

実は予定ではこの道の駅を10時10分に出発するはずでした。これは後の予定に響いてくるのでは…

とはいえ、スタンプを押さないことには次に進めないので、セレモニーの進行を見守ります。
セレモニーには鈴木貴子さんも出席されていました。来賓の方々の話に耳を傾けます。

10時40分になりセレモニー終了! さあ道の駅に入るぞ!
駅内も大混雑!
しかし! 中に入ると、人、人、人! スタンプはどこじゃー!
人ごみを掻き分け掻き分け、ようやくスタンプ発見!
もしかしたら、我々がリニュアルオープン後最初のスタンプ押印者では??


本当はもっとゆっくり店内散策したかったのですが、すでに30分ほど時間を押しているので、すぐに出発です。

次は釧路フィッシャーマンズワーフMOOへ。
ここの中に入っている魚政さんの、「さんまんま」が美味しいということで、一度食べてみたかったのです。
魚政さんの「さんまんま」
これがさんまんま!
サンマと炊き込みご飯、大葉が一緒になっています。


いただいてみると、いやあ、これはうまい! 脂ののったサンマ、炊き込みご飯のもっちり食感、サンマの香ばしい香り… これは絶品です。釧路へ来た際はぜひ!食べやすい一口サイズに切ってもらえるのも嬉しいですね。

さて、お腹も満たされたことですし、次の道の駅へ行きましょう。
本来なら幣舞橋を散策する予定でしたが、阿寒の道の駅で予定外のタイムロスがあったので、車で通過するだけにしておきました。

釧路のモダでガソリンを満タンに。北見よりもやっぱり安いなあ…

国道44号で厚岸へ。
道の駅厚岸グルメパーク
13時、道の駅厚岸グルメパークに到着! ほぼ遅れていた時間は取り戻したようです。
なんかイベントをやっていて、随分と賑やかでした。

厚岸市街を一望
道の駅からは厚岸市街が一望できました。やっぱり天気が良ければなあ…
スタンプを押して、次の道の駅、スワン44ねむろへ。

14時、道の駅スワン44ねむろ到着。
道の駅スワン44ねむろ
スタンプを押して、少し時間的に余裕が持てるようになったので、館内に設置されていた望遠鏡を覗いたりと、少しまったりとした時間を過ごします。

さて、2016年版の道の駅スタンプラリーも、残すところ「おだいとう」だけになりました。まさか、10月、11月連続で道の駅完全制覇することになるとはねえ。

そして午後3時! 道の駅おだいとうに到着!!

最後の1ページにスタンプを押印! 完全制覇の瞬間! これはやっぱり気持ちの良いものですねえ。

そしてカウンターへもっていき、完全制覇の申請をします!
この「おだいとう」の道の駅では、丁寧にスタンプ帳のチェックをしてくれました。やっぱりこうじゃなくっちゃねえ。
そして、賞状をゲット!
「お疲れ様でございました、また来年もチャレンジしてくださいね!」 もちろん参加しますよ!!

今年2度目の完全制覇!!
やりました!2016年版のスタンプラリー完全制覇!
2016年4月から11月の8か月で、道内の道の駅を全て回ったということになります。
うーん、我ながらよくやったなあ。

標津市街
さて、このまま普通に帰るのは面白くないので、標津の「しゃべる道路」と「メロディーロード」に行ってみましょう。

しゃべる道路は、標津市街の町道に設置されています。「カーブです、カーブです、スピードを落としてください」と言っているようなのですが、実際に走ってみると、うん、まあ、言ってるような気もするね。っていう程度でした。

続いてメロディーロード。
こちらは知床旅情が流れるようです。 走行してみると、おお、結構ちゃんとした知床旅情になってる!

日が傾いてきました。冬は日が短くて嫌ですね。
あとは帰るだけなのですが、後輩が摩周温泉の道の駅に寄りたいということで、弟子屈経由で帰宅します。しかし、現在時刻15時50分。摩周温泉まで結構距離が… 果たして間に合うか??

実は、旅行出発前から後輩に「摩周温泉行きたいです!」と言われており、時間に間に合わなかったら「ブチ切れますよ!」と言われていたので、これは何としても間に合わせなくてはなりません。

中標津市街を経由し、国道272号、道道13号、国道243号と乗り継いで、弟子屈を目指します。
途中、辺りが靄に包まれ、夕暮れの空と相まって、幻想的な雰囲気に。
釧路はあんなに曇っていたのに、こっちはすっきりと晴れています。
幻想的…
道の駅摩周温泉には午後5時3分到着。
3分遅れてしまった… 道の駅は開いてるのか…

結果。
閉まってた…orz

こりゃ、後輩にボコボコにされるなあ…

と覚悟したのですが、なんと!店員さんのご厚意で、「スタンプだけなら」ということで、開けてもらえました!ありがとうございます!! いやあ、ギリギリのタイミングだったー。
ということで、後輩にボコボコにされずに済み一安心(笑)

ここからは北見に帰るだけです。
美幌峠を経由して北見へ。ちょっと路面状況が心配でしたが、かろうじて気温はプラスだったので、凍結はしていませんでした。
美幌峠に寄ってみると、満月が綺麗でした。
うーん、ここはちゃんと三脚を立ててじっくりと撮影したかったなあ。

満月の美幌峠
美幌峠を下り、北見に到着したのは午後7時30分。
数当てゲームの結果、後輩の1人が優勝。ということで、北見市内のスーパーで、もう1人の後輩と優勝賞品を購入。リンゴジュースと、育ち盛りの男の子のためのアンパンマンスープをプレゼントしました(笑)
アンパンマンスープ、美味しかったのでしょうか??
今回の走行距離、699km
今回の走行距離は699.0km。燃費は19.7km/Lでした。
2016年版のスタンプラリーも完全制覇し、もうやり尽したな、って感じです。もう十分です。
多分、来年は完全制覇は無理でしょうね…(笑)

またも長くなってしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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